FOR YOURSELF & YOUR FUTURE

日々のちょっとしたこと心のお話

あなたが成長するなんて許さない

大阪からこんにちは

心理セラピストのkokkoです

 

阪急電車から見える山々が

色づいてきていました

週末は紅葉狩りにでも

そんな今日です。

 

さてさて

今日は共依存

映画「マザー」

 

Netflixで配信中です。

ご覧になられましたか?

 

母と息子の共依存を描く残酷な映画の終わりに

驚愕です

これは事実に基づいた映画です

 

母に言われるがままに生きることでしか生きることを許されない息子

自分の体内から生まれ落ちた子供を

自分の思う通りにしていいのだと思う母

 

映画のように

母の道具のように扱われても

それが母だからと

その歪んだつながりでも

そのつながりしか知らない子供にとっては

つながりなのだと

 

親子の在り方を考えさせられる映画でした

 

 

さてさて

映画のようにまで行かなくても

実はちまたに共依存はあふれているのでは

 

 

赤子と母親との関係は

共依存の関係性を帯びていませんか

 

赤子は母親からの愛情や温かさがなければ餓死していきます。母親でない場合も愛情や温かさがなければ同じです。

母親やまわりの保護者は赤子の柔らかさや

そのはかなさに触れることで自分の喜びと感じていきます

 

ただ子供は成長していきます

子供は湧き上がる欲求に外へと歩み出します

 

そんな時

親はどう感じるでしょうか

 

そこに分岐点がある気がします。

 

母親自身が安心感や愛情をしっかり感じていれば、子供が外の世界に歩み出すことは見守ることができるのですが、

 

母親自身が心の中に

自分は人に受け入れてもらえない存在だ

 

そんな感じ方を持っていると

外に出ていく子供を阻止したくなるのです

子供が人から傷つけられないようにではなく

子供に自分自身をかぶせ

私はそもそも人からうけいれてもらえない

その悲しみを再体験してしまったら

もう立ち上がれなくなるほどと

感じていることがよくある事例です。

 

私はもう傷つきたくない

 

私の虚構の世界の中に必死に生きているわけです。

 

息子が外の世界に行ってしまったら

わたしは一人

わたしを守ってくれる人がいなくなる

わたしにはあなたしかいないのといいながら

守ってくれる存在なら誰でもいいのでは

 

 

 

母親というものを利用して

子供の首を締めている

それがあなたが描く親子なんでしょうか

この事実

 

心当たりはないでしょうか

 

多少に関わらず

共依存の関係性は

悪い結末にしかならない

 

そのことを心に染み込ませなければなりません

 

もし心当たりがあるのなら

今すぐこの関係性を断ち切る覚悟をしましょう

 

断ち切ってしまったら

 

不安を感じてしまいますか?

 

不安があったからこそ、今までこの関係性にしがみつかなければならなかったんです。

 

不安の正体をしること。そこを丁寧に読み解いていく作業をすることです

 

 

 

それが次の作業です。

 

あなた自身

子供も

破滅の人生を迎えてしまう前に

 

どうしようもなくなった時は

私たち心理セラピストは訓練を受けて

からみあった糸をほぐすように

問題解決へと一緒に伴走していきます

心の中の不安を言葉にしていくこと

それが大切です。

 

#リトリーブサイコセラピー