FOR YOURSELF & YOUR FUTURE

日々のちょっとしたこと心のお話

誰かを照らし、照らされて生きている

少々寒い大阪からこんにちは 

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って問題解決のお手伝いをしている心理セラピストのKOKKOです

 

今日シェアの映画は「WONDER 君は太陽

遺伝子の病気で生まれつき人とは違う顔で生まれてきた主人公オギー。27回の手術を受け、出かけるときはヘルメット、ホームティーチャーの母やいつも笑わせてくれる父、一番の理解者の姉の4人家族の中で育つ。彼は学校に通わずにきたわけ。10歳、アメリカでは日本の中学校にあたるのかな?ジュリアンロバーツ演じる母が息子にも外の世界で成長させたいという思いから学校への入学を薦めるところから話は始まります。

いじめやすれ違い、関わる人たちの感情が丁寧に描かれていました

息子の思い、娘を思い 家族を思いがんばる母

家族を見守る父

家族のバランスをとる姉

オギーに関わる人々が自然に変化していくのです

最初はオギーが太陽で家族は惑星とセリフにありましたが

オギーも家族やクラスメートや先生たちに照らされているのです

母も父も姉もクラスメートたちもオギーに照らされ輝いていきます

お互いが温かく照らしあうそんな素敵な映画でした。

魂を磨きあうそんな風でしょうか

 

 

かくいう我が家にもダウン症の三男坊がおりまして。

出産後告知を受けた時は・・・・・ショックでした

はい正直どう育てていけばいいのかわからない状態でした・・・が

一生懸命ミルクを飲む姿(最初は飲む力もなく20㏄・・小さじ1ですよ)それを日に何度も何度も

必死で飲んでもらえるよう、疲れて寝てしまうほっぺをちょんちょんしながら飲ませましたね。いまや食べ盛りの13歳ですが当時は先のことなんて考えられませんでした。

この子がどうか生きていけるようにするにはどうしたらいいのかそればかり考えていました。映画のお姉ちゃんのように兄二人も甘えたいのをぐっと我慢していたと思います。

私の考えることはいつのまにか、この子が世の中で受け入れてもらえるように、少しでも普通の子たちに近づけるように、ありとあらゆる「良い」とされるものを求めてさまよっていました。息子をありのまま受け入れていなかったと思います。

頭ではダウン症なんだからとわかっていながらも、体はこのままだとこの子は手がかる子になってしまう、みんながそっぽを向いてしまう・・そんな不安を抱えていたのだと思います。

 

そうです私は子供の力を削いでしまう親となっていたのです

自分の不安を感じたくないので、あれをしてこれをしてと、そうすれば少しでも普通の子に近づける・・そうすれば見捨てられないかもしれない・・と少しの安心を求め続ける日々でした。いつも視線は他人、心も体も疲弊していました。

そんな時教えてもらったダンスレッスンに通い始めたころです。わが子が教えてもいないのに音楽にあわせて自分を表現し始めたのです。それを見ていた友達とダンスの先生が涙を流して喜んでくれたのです。なのに母親の私は何も感じられない。うれしいはずなのに・・・

 

これが私の心理の道に歩みだすきっかけでした

涙を流して喜んでくれたダンスの先生それがリトリーブサイコセラピー推薦セラピストの橋屋かなこさんです。

 

私も生きづらさをどうにかしたいとリトリーブを受講 今に至ります

ひとそれぞれ生きづらさがあると思います

必ず解決できるんです

ただ一朝一夕にとはいきません正直

何十年それで生きてきたわけですから

 

私の場合ですとお恥ずかしながらカミングアウトしますと

親の顔色をうかがいながら生きてきた成育歴がありまして

いやだいやだと思いながらもそうやって生きてきた中で

人に嫌われないようにできたり

気遣いできる人ね!なんていってもらったり

その長所?を生かせる仕事までしてしまったり

自分の思い、自分の欲求、そんなものより人を優先してきたことで

得てきたものも多いというのが心理の二次利得と呼ばれるもので

自分を大切にしたい、もう自分の感情を感じたいと思えば思うほど、

そんなことしたら、私は人からそっぽを向かれるんじゃないか

人は、私がお世話をして喜んでもらえるようにしてるから、かかわってもらえてるんだから

そんなこと絶対できない!!そんなこと怖すぎる!

悶絶してきました。悶絶の連続でした。

でもある時 そうか そんなに私は一人になるのが怖かったんだ

一人ぼっちになるのが怖かったんだ じんわり感じられるようになってきました

そんな怖さを感じたらどうにかなりそうだったけど、

 

はいちゃんと生きていられたんですよ

 

いまはお世話しなくても息子たちは大丈夫と見守れるようになってきました

息子たちに、友人たちに、家族に、照らされ

私も家族を、友人を、周りの方々を照らしていけるといいなと思っています

 

もちろん時々イラっとすることもありますよ。

だけどそれが人間らしさかな・・・て程度です。親子ですもん。

 

今日は私の話で長文になってしまいましたが

親子の問題は必ず解決する道はあります

 

ノートに思いを書き出してみてください

〇〇したかった

なんでもいいです

 

信用できる人にお話ししてみてください

 

もし必要なら専門の私たちもお手伝いできますからね

 

それではまた

さよならさよなら