私たちはいとも簡単に信じ込んでしまう
大阪からこんにちは
KOKKOです
5月になりましたね
昨日は夕飯後にウオーミングに出たのですが
気温がちょうどいいですね
この季節
つつじでしょうか
いい香りがしました
そんな今日この頃
今日は久しぶりに映画のお話を
THE GUILTY
2018年のデンマーク映画
満足度100%と批評サイトで絶賛のアカデミー賞外国語部門ノミネート作品です
過去のある事件から捜査を外れ、緊急通報指令室でオペレーターとして過ごす警察官アスガー。彼が受け取ったのは、今まさに誘拐されている女性からのSOS。映像は指令室で話すほぼアスガーのみなんです。観客はアスガーと共にこの「音」のみを頼りに、これからの展開を想像していく。
私たちはいとも簡単に信じ込んでしまう
- ここはどこなんだ?
- この人物像とは?
- いまこの人物になにがおこっているのか?
- どういう状況なのか?
- こういう人物の行動傾向は?
音”にこれほどの影響力があるとは…
- 音…呼吸音 相手の呼吸から想像する おびえているのか いらだっているのか
- 音…環境音 どこにいるのか 狭い場所か 森か 街か
- 音…無音 人は無音の状態に 今まさに何がおこっているのか
ネタバレにならないようにしているつもりが…
お話がすぎましたね…
私たちの実生活の中でもありますね。SNS上のデマやフェイクニュースなど
私たちは自分で見たものでなくとも、
いとも簡単に信じ込んでしまう。
それはなぜなのか
SNSに流れてきたことはすべて信じていますか?
違いますね
これ!これ!と
自分で選別していませんか?
では何を基準に選別しているかというと
自分に関連付けているからですね
つまり自分の中にあるものに!ですね
自分の中にないもには反応しません
上記の映画の中でも
音→警察官アスガーの中にあるものに反応→この音の場合はこれだ!
という風につながっていくのですね
映画のここかしこで
警察官アスガーの推察とは違う推察が観客自身それぞれの中に出てきたりします
私の場合もきっとアスガーにないものが私の中にあり反応を起こしているのかと
sosの電話をしているのは女性だったのですが、最初からアスガーは
すぐに女性が誘拐されていると読んだのですが
私の中には
「いやいや 女は女優やからな…そうとは限らんのと違うか( ̄ー ̄)・・・・」と冷ややか
「だって ・・・・わかってくれないの・・・」
出たーわかってくれない!!!!
これは危ないキーワードです
でも
警察官アスガーは「君のことは絶対に守る」と・・・自分の読みが正しいと疑いません
怖いですね。コントロールされていることに気づけないものなんです
はい
私自身も多用しておりました。恥ずかしながら
そうなんです
わかってくれない
つまり
あなたにわかってほしいの
あなたに代わってほしいの
そうです
相手をコントロールしようとしているのですね
<私が正しいあなたが間違っている>
こういう時、人間は偏った考え方になってしまっていますね
また俯瞰してみるという冷静な考え方ができなくなってしまいます
映画の結末には
映画中のSOSを出してきたはずの女性が Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
警察官アスガーが必死に助けようとした女性が Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
今のようにどうしても情報に頼りがちになると
私たちはその情報をうのみにしてしましがちです
ここで大切なことは
物事を見極めるためには
本当なのか
もしそうだったとしたら?
自分が信じている根拠はどこにあるのか?
一度心の中で空白を置く
もしかして
私は不安に思っているのかもしれない
私が○○に間違いないとおもっているからかもしれない
そんな「かもしれない」を念頭に置いてから
物事を見直してみると
違った見え方が
新しい発見があるかもしれません
ぜひぜひ
一度「THE GUILTY」お時間があるときご覧になってみてください
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それではまた